Adobe系のツール、PhotoshopやIllustratorとのファイル連携は、タイトル作成、ロゴ作成、背景作成などを行うDTV作業ではほぼ必ずと言っていいほど発生します。
この点、AdobeからでているPremiereは互換性が高く、便利です。
FCEはよくも悪くもApple製ですから、互換性の問題が存在します。特にアルファチャンネル回りでのトラブルがあるようです。
それでは、Illustratorで作ったタイトルなどを読み込むにはどのような事に注意すれば良いのでしょうか。
いろいろ実験
aiファイルで取り込み(失敗)
aiファイルは、Illustrator標準の保存形式で、FCEでは直接読み込む事が可能です。
しかし、背景の透明が有効に読み込まれず、回りはすべてホワイトで表示されてしまいます。
元ファイルをIllustratorで開くとちゃんと透明部分が残っている事からFCE自体が透過に対応していないのではと思います。
PDFファイルに書き出して取り込み(失敗)
文書交換によく利用されるPDF形式にIllustratorから書き出してみます。
FCEではPDFファイルを読み込む事もできます。
しかし、Illustratorから書き出す時点で背景が白でフィルされてしまい、アウトでした。
PNGファイルに書き出して取り込み(失敗)
PNGはGIFの代替となる可逆圧縮形式で、256色までのインディックスモードと、RGB+アルファチャンネルまでサポートする2モードを備えた画像です。
PNGはもちろんFCEから読み込むことができます。
…しかし、Illustratorの書き出しからPNG形式を選択すると、なぜかFCEで認識してくれませんでした。(不明なファイルとしてはじかれる)
PNGファイルをWebおよびデバイスに保存から書き出して取り込み
Web及び、デバイスに保存から書き出し、で、形式にPNG24を選択。
背景の透過部分を保持してください。
これは、成功です。
PSDファイルに書き出して取り込み
Photoshop標準形式のPSD形式では取り込みは成功しますが、グラフィックのサイズにクロップされてしまうので、扱いにくい場合も扱いやすい場合もあります。
まとめ
以上、検証からWeb書き出しでのPNGファイルと、PSDファイルが有効なことがわかりました。
PNGファイルは画像の大きさが保持されますが、PSDファイルはクロップされます。
また、PSDファイルはシーケンスとして読み込まれる点に注意してください。
取り込んでみたプロジェクトのソースはこんな感じ。
まとめのまとめ。
成功したのは、(Web向け)PNG、PSD
失敗したのは、ai、PDF、TGA、PCT、TIFFでした。
- 作品名
- Tips - 透明化されたIllustratorのファイルを使う
- 登録日時
- 2009/08/05(水) 16:57
- 分類
- FCE基本::FCE Tips