Final Cut Express を使い倒す!

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After EffectsとFinal Cut Expressの連携

ご無沙汰しています。
実は、昨年よりAdobeのAfter Effectsを導入しましたのでそれらでコンポジットをする機会が増えております。そのせいでFCE エッセンスのTipsがなかなかたまらないのですが…

しかし、私はPremiereCS4は好きじゃないので未だに編集はFinal Cut Expressを利用していますw
もっとビギナーの頃はPremiere LEでバリバリやっていたのですが、CSシリーズになってからUIの重さと使いにくさが際立ってきてあまり触っていません。

ただ、お気に入りのFCEで最も作業が詰まる事といえば、After Effectsと連携したい場合です。Premiereからはメニューから一発で飛ばせるのですが、FCEでは一手間ふた手間かかります。

最近、そういった作業を行ってノウハウが溜まってきたので私のおすすめするワークフローを紹介します。

ワークフローの概要

基本的な流れを先に説明しておきます。作品の取り込みが終わったところからです。

・ラフ編集(素材をタイムラインに並べる)
・VFXの必要なシーンのリストアップ・番号をつける
・シーンごとに書き出す
・After Effectsで読み込み
・ゴニョゴニョしてAEから書き出し
・FCEで読み込み
・置き換えコマンドで置換

で終了です。この後、本編集、カラーコーディネート、サウンド編集、ミキシング、書き出しと行くわけです。

では行きましょう。

ラフ編集

ファイル 83-1.png
まずはこのように、エフェクトを追加することをすべて並べてしまいましょう。
タイミングなどは大まかに、エフェクトが入ることを考慮して並べます。

リストアップ・番号付け

まあ、特筆することはないでしょうね。適当に番号をメモして、マーカーでもつけておくと、置き換える作業で便利になります。

ファイル 83-2.png

マーカーの追加はショートカットキー「m」、
mを押してすぐもう一度「m」をタイプするとダイアログが表示されます。

シーンごとに書き出す

1シーンづつ、別のフォルダに書き出して行きます。
以下のようにカットごとにフォルダを便利すると整理しやすいです。

ファイル 83-3.png

なお、書き出しの際は画質を落としたくないため、非圧縮の連番ファイルで行います。
QuickTime形式でも良さそうなのですが、カラーマネージメントが徹底されておらずアプリケーションごとで色が変わってしまったりする仕様と、1フレームでも壊れると全体が壊れたりすることもあるので、イメージシーケンスを選びます。
物ぐさな人はQuickTimeでもいいです。便利ですし。w

まずは、タイムラインの書き出したいカットをダブルクリックで選択して、
ビューアに表示させます。

ファイル 83-4.jpg

次に、ビューアを一回クリックしてアクティブの状態にして、

ファイル > 書き出し > QuickTime変換を使う
を選択。

ファイル 83-5.jpg

形式は「イメージシーケンス」
オプションボタンを押し、ポップアップウィンドウを出して、
フォーマット「TIFF」
フレーム/秒は、一般的なNTSCビデオを編集している場合「29.97」を入力して下さい。
ポップアップを閉じたら、保存でGoです!

ファイル 83-6.jpg

After Effectsで読み込み

多分読み込みは問題なくできるはずです。
1番目のファイルを選択して、読み込みするだけです。
問題は次です。静止画シーケンスなので、FPS情報やインターレースの設定が読み込まれないので、そのままで作業するとAEに戻したとき、コマが足りなくなる場合が有ります。
私の環境では、現にインターレースの優先フィールドはなし、fpsは30に設定されていました。ですので、フッテージを変換しましょう。

TIFFシーケンスを右クリックして、

フッテージを変換 > メイン

ファイル 83-7.png

現れたポップアップで変更するべきは以下。

・フレームレート
さっき書き出すときに入力した値を入れる。(NTSC DVの場合、29.97)

・フィールドとプルダウン
NTSC DVの場合、フィールドを分割を「偶数フィールドから」に設定します。
HDVの場合、「奇数フィールド」です。選び間違いにご注意を。

・その他のオプション
ピクセル縦横比は、制作しているものにあわせて選んで下さい。

参考
ファイル 83-8.png

設定が完了したら、AEで弄りたいだけ弄りましょう。

AEから書き出し

ファイル 83-9.jpg

魔法で爆発しました。
さて、書きだします。
本当のイメージシーケンスで出したいところですが、FCEでは連番ファイルを読み込めないため、「ロスレス圧縮」で書きだします。

ファイル 83-10.png

それではレンダリングを始めましょう。
コーヒーブレイクです。

FCEで読み込み

書き出した動画を読み込みます。
コンポジットが終わったものは、ひとつのビンにまとめておくと便利です。

置き換え

それでは最後の仕上げ、置き換えです。
まずは、元のフッテージのスタート地点にセットします。マーカーを置いたはずなのですぐわかるはずです。

ファイル 83-11.png

その状態で、ブラウザからコンポジット済みの動画をキャンバスにドラッグしていき、置き換え、のところでドロップします。

ファイル 83-12.jpg

無事置き換わりました。

ファイル 83-13.jpg

ここで尺が違うとか文句いわれた場合、フレームレートあたりでミスしてる可能性が有ります。
まあ、そんなときは、元を消して、そこに挿入してしまいましょう。

それではそんな感じで、今回の講座は終了です!
ありがとうございました。

作品名
After EffectsとFinal Cut Expressの連携
登録日時
2010/01/01(金) 08:41
分類
FCE基本::FCE Tips
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